各年代の栄養について

〈幼児期〉

タンパク質の摂取が不充分であると、甘味のあるものを強く嗜好するようになる。砂糖分を制限する前にタンパク質が不足しているようならそれを補充する。

〈少年期〉

各栄養成分を最も多くの量を必要とする時期、特にカルシュウムは一生の内で最多,所要量の年代。

〈青年期〉

生活の不規則から朝食抜き、夜更かし、夜食など食生活の乱れが生じ易い。栄養で不足になりがちなのは、タンパク質を含む食品と野菜類。女子は貧血防止に鉄分の多い食品をとる。ヘモグロビン生成のためにタンパク質・ビタミンCも充分に摂取する。

〈壮年期〉

成人病を恐れて減食をすると、タンパク質不足の状態が起こりやすい。タンパク質の不足は、細菌感染に対しての抵抗力を極度に低下させるので、歯科疾患の治療上、あるいは歯周疾患に対して、マイナス要因となる。他にも酵素系の構成要素でもあるため、骨の代謝や歯の移動にも関与している。歯根膜、歯槽骨に萎縮性変化、退行性変化が起こる。

ビタミンCについて
  ビタミンCは歯周組織の感受性と抵抗性に重要であり、欠乏する歯周疾患の治療を遅らせ、微細血管壁を弱めコラーゲン形成を抑制することにより、歯の動揺と喪失を増加させる。ビタミンC欠乏は、主に発病内因子よりも疾病発生ごの進行に関与する二次的因子としての関係が深い。